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ボルボV50はシャレた内装や質実な走りが魅力
日本でも人気再燃となっているボルボ。いまはS60やV60が話題の中心になっていますが、それ以前から静かなブームを起こし、販売台数向上の原動力となっているのがV50です。価格もボディサイズもフォルクスワーゲンゴルフヴァリアントとガチのライバルですが、見た目の立派さは1クラス上でお買い得感が高いのが人気の理由です。
メインとなるのは直列4気筒の2Lエンジンを搭載するモデルで、パワーシフトと呼ばれるDCTが組み合わされます。最大トルクは185Nmと一般的な数値にとどまりますが、可変吸気システムによって低回転から力があり、過不足ない動力性能です。パワーシフトはクラッチでの発進となりますが、クリープは結構強めです。
頼もしくていいですが、渋滞でのろのろと走っているときに少しだけ違和感を覚えることもあります。それ以外は至ってスムーズで、トルコンAT並みの扱いやすさです。
上級グレードには直列5気筒の2.5Lターボも用意されています。
230ps＆320Nmのハイパフォーマンスで、2L NAとは別世界です。1500rpmで最大トルクを発生しますので走り出しから頼もしくなっています。
サスペンションはややハードめで、ワインディングでは古いボルボのイメージを払拭するほどにスポーティなはしりを見せますが、乗り心地に不快さが無いのも魅力です。
衝撃を直接伝えるのではなく、何かゴムてきな緩衝材を経ているような、独特の感触があります。この特性はロングドライブでの疲れを抑えてくれます。
シートの座り心地も良くなっています。サイズ自体がたっぷりとしていて、優しく包み込まれるようなフィット感です。雪国では厚着のまま乗り込むこともありますので、こういった快適性が装備されています。
北欧生まれの魅力はインテリアデザインにも現れています。特徴的なフォルムを持つフリーフローティングセンタースタックにはエアコンなど各種操作スイッチが並びますが、理路整然としてわかりやすくなおかつ見た目も素晴らしくなっています。
デザインや機能などV50の魅力は多岐にわたりますが、最も心惹かれるのはあらゆる面で北欧生まれを意識させることです。これがボルボの醍醐味と言えます。
ボルボV50はエクステリア＆インテリア、装備も充実
http://www.gooworld.jp/car/VOLVO/V50/grade.html
V50は同グループだったフォード、マツダと車体を共有していたので、デビューこそ古いですがボルボらしいスタイリングは色あせていません。シルバールーフレールはクラシックに標準装備されます。
居住性は4人乗りでちょうどいいモノとなっています。前後席ともに背もたれ、座面は平均的なサイズですが、ヘッドレストが大きく、安全性の高さが感じられます。前席は頭上に余裕があり、シートサイドにランバーサポートのダイヤルを用意します。後席も頭上は十分ですが、足元は身長が170cmでも窮屈でない程度です。
インパネ＆メーターはボルボ共通のクールテイストです。おなじみのフリーフローティングセンタースタックはスッキリした印象をもたらす一方で、オーディオやエアコン用スイッチは数が多く、使いこなすには慣れが必要です。
ボルボ定番のカードホルダーも装備されていて、フロントウインドウの右下にチケットホルダーを用意しています。運転席から手が届きやすく、どこに置いたか探すようなことも無いはずです。
サンシェード付き電動ガラスサンルーフも装備されていて、ガラスルーフは開閉だけでなくチルトアップにも対応し、ウインドディフレクターにより風切音も軽減されています。
フロントにはクラシックで前席シートヒーターを装備しています。2段階で調整可能で、エアコンの一番下にスイッチを配置しています。
ステアリングスインチにはオーディオ用ステアリングスイッチを採用していて、ラジオの選曲や、ipodなどの選曲、音量調整が指先だけで操作できます。安全面にも配慮された装備と言えます。
ラゲッジルームは幅はやや狭いですが、ワゴンらしくフラットで使いやすいスペースになっています。分割可倒式の後席をダブルフォールディングさせればたいらな奥行拡大でき、ホームセンターで大きな荷物を購入しても容易に積載できるのが魅力です。容量は最大で1257Lを確保しています。
ラゲッジアンダーボックスも備えていて、荷室ボードの下にはスペアタイヤが入るスペースがありますが、パンク修理きっとを積むための床下収納として使えます。
ボルボV50中古車販売相場
50万円～180万円が中古車販売相場になっています。
年式、走行距離が素直に反映した販売相場になっていて、走行距離が浅いものは高額で流通しています。
ボルボV50中古車買取相場
15万円～120万円が中古車買取相場です。
年式、走行距離がそのまま買取価格に反映します。状態が良ければいいほど高く買取される非常に素直な相場になっています。
ただ、ボルボが苦手な買取店に査定してもらうと、かなりやすくV50が買い叩かれてしまいます。
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