ファンカーゴはシートバリエーションに優れた実用モデル
ヴィッツから発展したコンパクトサイズのハイとワゴン、プラットフォームはヴィッツと共通ですが、ホイールベースは130mm延ばして2500mmになっています。
全高が1700mm近いボディは広い室内を備えていて、シートアレンジもユニークです。リヤシートは床面に落とし込むようにコンパクトに畳める設計で、2名乗車時にはボックス状のラゲッジスペースが確保できます。
ファンカーゴは業務用にも使える後席空間を備える
ファンカーゴ最大のメリットは、やはりリヤシートをたたんだ時に得られる広いラゲッジスペースです。
全長が3900mmをしたまわるコンパクトなボディながら、荷物をたっぷりと詰め込めます。
レジャーで車を使う人に適しています。
また前後のサスペンションにボディの傾きを抑制するスタビライザーを装備していて、ルーフの高いボディでありながら、ヴィッツのベーシックグレードより優れた走行安定性を実現しています。
ファンカーゴの後席快適性は良くない
リヤシートは床面へコンパクトに収納できることを考えて設計されていあすので、座面やバックレストが薄手の作りになっています。
加えて収納時に使うボードをシートにアレンジした時でも足元に敷くため、リヤシートに座ると膝が持ち上がります。
薄手の作りで着座姿勢にも無理があるため、良好な座り心地とはいえません。この指摘を受けて厚手のシートを備えたリヤリビングバージョンを設定しましたが、膝の持ち上がった着座姿勢は同じです。
ファンカーゴは用途を決めた若年層に最適
ファンカーゴはボックス上のラゲッジスペースを使いこなせる、ユーザーにふさわしい作りです。
リヤシートの作りが簡素なので、ファミリーユーザーには不向きといえます。
また、リヤリビングバージョンでも膝が持ち上がった座り方に変わりはありませんが、快適とは言い難いところです。
このバージョンではボックス上のラゲッジスペースも得られず、中途半端な仕上がりになっています。クーペ感覚でハイトワゴンを楽しく使いたいユーザーにピッタリです。
ファンカーゴはエクステリア、インテリアも充実
携帯空間というキャッチフレーズで登場したファンカーゴ。その人気が落ち着いたことをうけて、トヨタは改良を機に後席を2タイプとして選択の幅と快適性を確保しています。
メーターは、ヴィッツを先頭にしたトヨタのNBC構想軍団の1台であることから、センターメーターを採用しています。慣れるのにさほど時間はかかりません。
リヤシートは快適性を高めるためにリヤリビングバージョンを新規で追加。しかし、乗り心地はアップしたものの姿勢が不自然になってしまいました。
ペアベンチバージョンであれば、後席を車体フロア下にすっぽりと収納できますので、フラットな荷室として使用することが出来ます。
シートを格納すると広いスペースが生まれることから、ファンカーゴを買うのであればリアベンチバージョンを買われる方が多いという点が挙げられます。
ファンカーゴ中古車販売相場
20万円~60万円が販売相場になっています。
値段的には底値の状態といえます。
ファンカーゴ中古車買取相場
0万円~35万円が買取相場です。
値段的に底値の状態ですので、1社だけに査定して貰った場合買いたたれてしまう場合があります。
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