容量たっぷりの荷室はフィットシャトルの魅力
以前までは色んな車種があった5ナンバーコンパクトワゴンがこのフィットシャトルです。
プラットフォームや1.5Lのガソリンエンジン、ハイブリッドモデルではIMAハイブリッドシステムを採用しています。これはベースグレードのフィットハイブリッドと同じものです。
その上で全長とルーフを延長し、本格的な荷室をふかしてワゴン化しています。室内も基本的な骨格などは先代フィットにかわりありませんが、シート表皮や細部の加飾はより高級になっています。
リヤホイールハウス前端にフェルトを貼り、ロードノイズを遮断するなどの静粛性へのこだわりも注目したいポイントです。
フィットシャトルのインテリア
前席のかけ心地は文句なしです。フィットシャトルのシートはミドルクラスのシート骨格が使われていますので、ゆっくりと着座できます。運転視界はピラーが細めで3角窓が大きいため、明るくわかりやすい視界を実現。
誰もが運転のしやすさをすぐに実感できます。後席もおおきめの作りで、大人でも無理なく着座できる空間を確保しています。
直近のマイナーチェンジは2013年8月で、内外装をリフレッシュし、ハイブリッドの燃費を1.2km/L向上させました。
フィットシャトルのこだわりと工夫を集めた荷室の使い勝手は依然、最上級です。荷室フロアの開口地上高は、世界のワゴン車の中でも最も低い部類の540mm。特にガソリン車は世界初のダブルヒンジ構造により3通りのアレンジを可能にしました。
表面が樹脂のリバーシブルフロアボードを備えています。
床下収納の容量は94Lで、(ハイブリッド車は駆動用バッテリーを詰むため21L)荷室の積載の能力の高さは折り紙つき。
ガソリン車の方がハイブリッドより容量は多くなっています。
更にガソリン車はリバーシブルフロアボードを逆V字に立てることで、大型の荷物を詰める程のスペースが出現します。車中泊も可能なシートアレンジ性も含めて、使い勝手は非常に良くなっています。
理想的な重量配分で走りが良いフィットシャトルハイブリッド
荷室の使い勝手を優先すればガソリン車の方がいいですが、走りはマイルド。
段差を超えたときもフィットシャトルはそこまで跳ねることがなく、軽く加速します。
しかもコンパクトで全方向視界がよく、最小回転半径が4.9mと走りやすさは抜群です。
一方、ハイブリッド車の走りは軽快そのもの。ベースグレードのフィットより開口部が大きくなったので、ボディを補強して剛性が高まったのはガソリン車も共通です。
唯一の違いがバッテリーです。荷室床下にバッテリーを詰むため前後重量配分が59対41と理想的な重量配分で、ハンドリング性能はコチラの方が上手。
その結果、中低速の乗り心地は一クラス上のプリウスαを敵としないほど重厚なものです。
さらに、段差を超えるときも不快なショックや音はなく、ブレーキフィールもよりいい印象です。
加速力はモータートルクに大きく依存しませんが、ガソリン車より力強く、長距離走行も楽々こなします。
静粛性面でもガソリン車以上です。
プリウスと違うIMAシステムなので、EV走行の機械はありませんが、ガソリン車を上回る質感を実現しています。
フィットシャトルのエクステリア
ベースのフィットにたいして、フィットシャトルのホイールベースはそのままです。リヤオーバーハングだけを延長して荷室を310mm拡大しました。
先代フィットの居住性や、ユーティリティはそのままに、ラケッジの積載性をアップしたのがフィットシャトルの成り立ちです。
取り回しも大きなちがいはなく、外観上もリア以外に大きな違いは見られません。
フィットシャトルのインパネ
センターパネルから一連の流れのトレーと、独特のスイッチレイアウトを採用するエアコンパネルもホンダらしくスタイリッシュ。C系を除いてステアリングホイールとレバーは本革巻きを採用。
メーターには左右にクラスターがもうけられた3眼タイプのメーターを採用しています。ハイブリッド車には、速度計の内側照明がグリーンに近づくほどエコ度が高いことを示す、コーチング機能も装備されています。
フィットシャトルのシート
コンビシートは手触りも上質。ダブルステッチもほどこされ、見た目にも上質です。比較的高い着座位置で見晴らしがよく、Cを除いてステアリングテレスコピック調整も採用しています。
後席は足元のクリアランスも広く、足をのばしたり、組んだりも楽々です。側面の歯科医の広さも◎で解放感にあふれています。
リヤセンターアームレストは幅が広く、左右で使うことが出来る程大きいアームレストを採用。長距離移動での疲れを軽減してくれます。
また、後席はフィットの伝統のチップアップができ、さらに荷物が積めるようになっています。
前、後席とも、ほとんどスクエアに近い開口部を実現していて、シート位置も腰を下ろしやすい高さにあり、スムーズに乗り降りできます。
フィットシャトルのラケッジルーム
フラットで使いやすいラケッジスペースは幅980mm、奥行き1840mmで広さが快適そのもの。
このクラスではトップの広さです。6:4分割可倒式の構成気はダイブダウンすることでフラットな拡大フロアを実現しています。
さらに功績をたおして、助手席背もたれを後ろに倒すと2600mmの広大な積載スペースがうまれます。サーフボードのような長尺ものもつみやすく、2名乗車も同時に可能です。
フィットシャトル他諸装備
シートヒーターもそなえていて、温度はハイとローの2段階で切り替えることが出来ます。C以外に標準装備。
ECONはスイッチを押すだけでエコ重視の特性に切り替えることが出来ます。
スマートセレクション、15Xにはパドルシフトも装備。
フィットシャトル中古車販売相場
70万円~170万円が販売相場になっています。
ライバルがカローラフィールダーしかない中、ほとんど寝落ちしていない状態です。
フィットシャトルハイブリッド中古車販売相場
80万円~190万円が販売相場です。
底値の車体はほとんど修復歴ありのものが多く、修復歴なしの車体であれば100万円~が相場になります。
フィットシャトル中古車買取相場
50万円~120万円が買取相場です。
まだまだ、値落ちが激しくありませんので高額買取が狙えます。
フィットシャトルハイブリッド中古買取相場
60万円~150万円が買取相場です。
修復歴あり、10万キロ越えでも50万円程度の価格が付きやすいかなり高い相場水準です。
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